名刺から命詞へ

命“いのち”の

詞“コトバ”と記すわけ

111111111

そもそも、

なぜ名刺に「刺」という物騒な文字が

使われているのでしょうか。

その語源は、古代中国伝来の2つの説があります。

一つは、

竹木を削って姓名を刻んだものを「刺」とよび、

名札のようなものを「名刺」

と記すようになったというもの。

もう一つは、

訪ねた先が不在の時、

自分の名前を書いた木や竹の札を戸口に刺して

訪問したことを相手に知らせたというものです。

いずれも、事務的なものにすぎません。

 

しかし、

日本に渡ってその姿は大きく進化しました。

その人の分身として扱いをうけるほど重宝され、

名刺を丁寧に扱うマナー講座まで

開設されるようになりました。

世界をみても、名刺をここまで重視する国はめずらしく、

日本固有の文化であり、日本人の心の表れと伺えます。

 

それだけ大切なものであるからには、

「何を成し遂げるために生まれてきたのか」

その人の秘訣「命 "いのち" の詞 "ことば"」

が伝わるものを持つ必要があります。

名刺改め、「命詞 "めいし"」と記すようになりました。